[JAFユーザー必見!]節約のためのJAFクーポン活用術

JAF eye catch マネーリテラシー

みなさんこんにちは。
こわがりパパこと「のマンボウ」です。

Youtubeで節約について紹介している動画を見ていると、必ずと言っていい程にやり玉に挙げられるのが「自動車の所有」です。

自動車無しでは暮らしが成り立たない地方に住んでいる方は、そのような動画をみて歯がゆい思いをされているのではないかと思います。
私は路線バスがほぼ走っていない関東地方の端っこに4歳と2歳の子供と奥さんの4人家族で暮らしていおり、自動車を所有しなければ生活を維持することが出来ません。

自動車を所有しないと生活が成り立たないけど、維持費をできるだけ低くして節約したい!

とお考えの皆さんのために、本日は日本自動車連盟(通称:JAF)に加入すると利用できるクーポンや会員優待をフル活用して節約をする方法について解説する記事を作成しました。

JAFのクーポンや会員優待については、たまに紙のクーポンが送られてくるのは知っているけど、どんなクーポンがあるのかをきちんと調べたことが無い方は多いのではないかと思います。

しかし、ちゃんと調べてみると、私たちの生活に必要不可欠なサービスを提供してくれているお店のクーポンが多くあります。

この記事では、JAFのクーポンや会員優待サービスにはどのようなものがあり、これらを活用することで、どれくらいの節約効果が期待できるのかを検証してゆきます。

この記事の結論

  • JAFのクーポンや会員優待サービスが使用できる施設は全国で約47,000か所あり、飲食店やドラッグストアなどの生活必需品を取扱う施設も含まれます。
  • 節約に役立つクーポン・会員優待としてはドラッグストアやクリーニング店、メガネ店などがあります。ガソリンスタンドの会員優待サービスもありますが、平均的な割引額が\2/L程度の為、普段使いのガソリンスタンドが決まっている場合、そこのクレジットカードを作成する方が節約効果は大きいです。
  • 会員優待を最大限活用することで、1年間で1.5万円程度、年会費を差し引いても約1万円お得に日々の買い物をすることができます。

JAFとは

はじめにJAFとはどんな組織なのかについて簡単に紹介しようと思います。

JAFは日本自動車連盟(Japan Automobile Federation)の略称で、ロードサービスの提供を行う組織です。ロードサービスの具体的な内容はJAFの公式ホームページから確認する事が出来ますが、代表的なもの何点かをJAF公式ホームページから抜粋した以下の画像で紹介させていただきます。

jaf servise

JAFのサービスの特徴は、サービスを受ける対象が車両ではなく「会員登録しているあなた」であるという点です。つまり、あなたが運転するすべての車両に対してJAFのロードサービスを受けることが可能です。
この点は、車両に対して付保する任意保険との大きな違いになります。

(ex)あなたが、親の所有する車を借りてドライブに出た際、バッテリー上がりが発生してしまっても無料で応急指導サービスを受けることが可能です。

また、JAFのロードサービス対象には4輪自動車だけでなく、2輪車も含まれます。

特殊な事例かと思いますが、私は以前、原付バイクのシャッターキーが開くなったことがありました。「24時間対応」「いつでも駆けつけます」と謳う鍵屋さんに電話しても「シャッターキーが開かない」と言った瞬間にすべての鍵屋さんに断られてしまいましたが、唯一、JAFだけが現場に来てくださり、解錠までしていただけました。JAFへ救援要請をしてから解錠までの時間は約1時間程でした。

JAFのロードサービスを受ける為にはJAFへの入会が必要です。入会に際し入会金2000円および年会費4000円(2024年12月時点)のコストが発生します。継続して支払いが発生するのは年会費になります。

自動車を所有している人であれば、任意保険には(ほぼ)必ず加入しているかと思いますが、私は任意保険と同じくらいJAFにも加入しておくべきだと考えます。追加費用が発生することになりますが、サービスの品質がクレジットカード付帯の撒き餌ロードサービスとはレベルが違います。

余談
私はJAF加入前に砂浜に車がはまってしまい動かなくなったことがありました。JAFに救援を依頼したのですが、車を10m程度引っ張って救出してもらうのに2万円以上かかりました。これはJAFに加入していれば回避できたはずの支出です。
当時、私はJAFへの加入は年会費がかかることから躊躇していましたが、加入することで、万が一の時にJAFに頼れる安心感を得られますし、クーポンや会員優待を賢く利用することで年会費相当額の節約は十分可能です。
従って、JAFへの加入はコストと考えずに、積極的に加入すべきだと考えます。

JAF加入で優待が使える施設

JAFのホームページによると、クーポンや会員優待が使用できる施設は全国で約47,000か所あります。(2024年3月時点)

会員優待サービスが利用できる施設は飲食店やドラッグストアといった生活に不可欠な業種から、映画館などの娯楽施設、レンタカー等のレジャー施設など多岐に渡ります。

会員優待サービスが利用できる施設の検索方法は、以下の画像の通りJAFアプリのトップ画面から「会員優待・クーポン」を選択するだけです。

JAF_app

JAF会員優待サービスの活用術

ここからは、JAF会員優待サービスの活用術について解説します。

本記事は、JAFのクーポンや会員優待を駆使して日々の買い物をお得する方法を紹介することを目的としている為、以下の方針に沿って生活費の節約につながるサービスをピックアップして紹介したいと思います。

  • 生活必需品の購入や利用必須の施設の優待サービスを紹介する
  • そのクーポンを使用することで定量的に評価可能な金銭的メリットを享受できる
  • 継続的に利益を享受できる(クーポンや会員優待を繰り返し使用することができる)

節約の為のおすすめJAFクーポンおよび会員優待サービス

①ドラッグストア系クーポン

対象施設:SEIMS、ウエルシア、マツモトキヨシ、くすりの福太郎、サンドラッグ

これらのドラッグストアの各店舗で1品が10%~20%オフになるクーポンです。

割引額はドラッグストアによって異なります。例えばウエルシアなら15%オフ、マツモトキヨシでは10%オフとなっています。毎月すべてのクーポンを使い切ることができれば無視できない額の節約効果が見込めます。具体的にいくら節約可能かは本記事の後半で検証します。

ただし、クーポンを使い切らないと勿体ないからと言って、ドラッグストア巡りをすることはお勧めしません。なぜなら1点10%クーポンで節約できる金額は高々100円だからです。
塵も積もればという諺はありますが、たった100円程度の節約のためにドラッグストアをはしごする行為は時間の無駄遣いです。

そこで、クーポンを効率的に使い切る為に、以下のようにすることをお勧めします。

  • クーポンが利用できるドラッグストアが隣接している場合ははしごする
  • 趣味が散歩やランニングなら、散歩やランニングのついでにクーポンが利用できるドラッグストアに買い物に行く。
  • どこかに外出した際に、休憩がてら対象のドラッグストアに立ち寄る

こうやって、何かのついでにクーポンを利用すれば店舗巡りの為だけに費やす時間を減らせるのではないかと思います。

②その他の日用品

対象施設:西松屋オンラインストア、はるやま、コナカ、OWNDAYS、JINS、メガネスーパー等

頻繁に利用する店ではないですが、私のような視力の悪い子持ちのサラリーマンが定期的にお世話になる店です。

どの店舗も、1回の買い物で数千円から1万円程度とそれなりに大きい金額の商品を購入するため、10%の割引でもインパクトが大きくなります。具体的な節約可能額は本記事の後半で検証します。

③ガソリンスタンド

対象施設;出光、ENEOS、コスモなどの主要なガソリンスタンドブランド

主要なガソリンスタンド各社において1リットルあたり2円程度の割引を受けることが出来ます。対象店舗は限られますが1リットルあたり7円のような大きな割引を実施している店舗もあります。

一方で、以下の理由によりガソリンの割引についてはJAFのクーポンから受けられる恩恵は少ないと考えます。

  • 大きな割引をしているクーポンについて、いつまで利用できるか、継続的に割引の恩恵を受け続けられるかが不明
  • 店舗により割引額が異なるため、自宅近くのガソリンスタンドでは割引額が小さい可能性がある
  • 1Lあたり2円程度の割引はガソリン各社のクレジットカードで給油した際の割引額と同等以下

ガソリンスタンド各社のクレジットカードを作成する必要がなく、JAFのアプリ1つで主要ガソリンスタンドの割引を受けることが出来るという点はミニマリストにとってはメリットかもしれませんが、普段使いのガソリンスタンドが決まっている方は、そのブランドのクレジットカードを作成した方が割引額を最大化することができます。

ガソリン系クレジットカードについては、別記事にて紹介しようと考えています。

④その他

クリーニング:白洋舎、うさちゃんクリーニング

スーツやコート、布団などをドライクリーニングに出す方は多いと思います。クリーニング店は利用頻度が多くない為、クーポンが利用できることを忘れてしまいがちです。しかし1回の利用で支払う金額がそれなりに高額になる為、クーポンの存在を覚えておけば、大きな節約効果が期待できます。

JAF会員優待サービスで割引をしてもらえるクリーニング店には、全国展開している白洋舎や、東日本を中心に出店しているうさちゃんクリーニングがあります。

(検証)JAFクーポンの活用で生活費を削減できるか

JAFのクーポンを活用することで、日々必ず使う店舗やサービスの節約効果が期待できることが分かりました。

そこで、具体的にどれだけの節約効果が期待できるのかを検証してゆきます。

①ドラッグストアでのお得額

例えば、優待サービス対象となっている5つのドラッグストア各店で紙オムツ(1200円)を購入した場合、割引額は以下の通りです。
なお、割引率はドラッグストアによって異なりますが、検証を簡単にするために、今回の検証ではすべてのクーポンの割引率が10%と想定して計算を実施しました。

ドラッグストア系のクーポンは毎月1回使用できるので、1年間だと7200円程度おむつ代を節約することが可能です。

もちろん、子供がいない方や、紙おむつを使わない年齢のお子さんをお持ちの方でも、他の物(洗剤やシャンプー等)を購入しても、同様に割引を受けることが可能です。

ドラッグストアでのお得額
1カ月当たりのお得=1200円×10%×5店舗=600円
1年あたりののお得=600円×12カ月=7200円

②その他の日用品系の買い物でのお得額

西松屋オンラインで使用できるクーポンでは10%の割引を受けることが可能です。割引額の上限が500円に設定されている為、購入金額だと5000円までということになりますが、子供の服や消耗品を購入すればすぐに達成可能な金額です。

西松屋オンラインのクーポンも毎月使用すれば、年間当たり6000円もお得に子供用品を購入することが可能です。

メガネのクーポンはレンズ代込みで10,000円のメガネを購入すると、1000円の割引を受けられます。
2年に一度メガネを買い替える場合、1年あたりのお得額は500円になります。

その他日用品系のお得額
西松屋オンライン:1か月あたり500円、1年間で6000円
メガネ:1回の購入で1000円お得=1年間で500円(2年に一回メガネを買い替える場合)

③ガソリンスタンドでのお得額

自動車への給油にはJAFクーポンではなくガソリンスタンド系クレジットカードを使用する方が割引額が大きいため、JAFクーポンによる節約効果は0円とします。

④クリーニング店でのお得額

1年間でスーツ1着(夏物・冬物それぞれ)、布団2組(夏物、冬物それぞれ)、コートとセーターを2枚ずつドライクリーニングすると仮定すると、割引額は以下の通りとなります。

なお、検証に当たってクリーニング金額は12月時点での白洋舎の料金表を参考にしています。

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JAFクーポン・会員優待によるお得額まとめ

ここまで検証してきたお得額を合計すると年間で15000円以上の割引を受けられる結果になりました。
年会費4000円を差し引いた実質の節約額でも1年あたり10000円以上お得に買い物ができることになります。

お得額合計
7200円+6000円+500円+2040円=15740円

まとめ

節約業界で絶対悪のように扱われる自動車ですが、自動車を所有している人達が少しでも救われるよう、自動車所有者加入必須であると筆者が考えているJAFのクーポンを使用して、普段の買い物をお得にする方法を解説してきました。

本記事で紹介してきたJAFクーポン・会員優待サービスのお得ポイントは以下の通りです。

  • JAFのクーポンや会員優待サービスが使用できる施設は全国で約47,000か所あり、飲食店やドラッグストアなどの生活必需品を取扱う施設も含まれます。
  • 節約に役立つクーポン・会員優待としてはドラッグストアやクリーニング店、メガネ店などがあります。ガソリンスタンドの会員優待サービスもありますが、平均的な割引額が\2/L程度の為、普段使いのガソリンスタンドが決まっている場合、そこのクレジットカードを作成する方が節約効果は大きいです。
  • 会員優待を最大限活用することで、1年間で1.5万円程度、年会費を差し引いても約1万円お得に日々の買い物をすることができます。
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